中国の大手ポータルサイトである「網易」(“NETEASE”)の
ブログに2007年9月21日付で「華木蓮」と名乗る男性ブロガーの「中国の不名誉な世界ランキング」という興味深い記事が掲載された。2008年8月の
北京オリンピック開催まで8月を切って国家の威信に神経質になっている中国政府にとって、この種の不愉快な内容の記事は歓迎すべきものではないはずだが、
華木蓮氏は正面から問題を提起している。一部に不明確な部分もあるが、その要点は次の通りである。
中国経済は急速な発展を遂げているが、民衆の生活は一向に改善されていない。中国が世界でかくも多くの事項で不名誉なランクに位置づけられていることが、
それを証明している。以下に述べるランキングは何を物語っているのか? 中国が少しでも早く本当に世界の国々と肩を並べることができるよう、我々は不断に
努力しなければならない。
1.中国の衛生医療の公平性は世界でビリから数えて4番目:
世界保健機関(WHO)による加盟国の衛生資金の調達・分配の公平性に関する総合評価では191カ国中188位。中国では外来診療を受けねばならない人の50%、入院しなければならない人の30%が各種要因で治療を受けられない。
2.支払い能力から見て中国の大学の学費は世界最高:
絶対額で見れば日本の学費が世界最高で、毎年の教育総支出は約 11万元(約165万円)である。しかし、1人当りのGDP(国内総生産)で考えると、日本の学費の総支出は中国の3550元(約5万4000円)に相当 する額に過ぎない。従い、1万元(約15万円)以上もかかる中国の大学の学費は世界一と言える。
1.中国の衛生医療の公平性は世界でビリから数えて4番目:
世界保健機関(WHO)による加盟国の衛生資金の調達・分配の公平性に関する総合評価では191カ国中188位。中国では外来診療を受けねばならない人の50%、入院しなければならない人の30%が各種要因で治療を受けられない。
2.支払い能力から見て中国の大学の学費は世界最高:
絶対額で見れば日本の学費が世界最高で、毎年の教育総支出は約 11万元(約165万円)である。しかし、1人当りのGDP(国内総生産)で考えると、日本の学費の総支出は中国の3550元(約5万4000円)に相当 する額に過ぎない。従い、1万元(約15万円)以上もかかる中国の大学の学費は世界一と言える。
3.中国の都市と農村の収入格差は世界一:
医療、教育、失業保障など貨幣でない要素を算入すると、中国の都 市と農村の収入格差は世界一である。例えば、都市住民は公費による医療を受けることができるし、小中学校は国家から大量な財政支援を受けることができる が、農村住民にこのような待遇はない。このほか、都市住民は年金保障、失業保険、生活保護を享受しているが、これらは農村住民にとって望むべくもない。こ れらの要素を加えて計算すると、都市と農村の収入格差は4?5倍、ひいては6倍以上にも達する。
4.中国の「腐敗認識指数」(CPI=Corruption Perceptions Index)は世界第71位:
<筆者註>2007年9月26日にNPO(非営利組織)「トランス ペアレンシー・インターナショナル」(本部:ベルリン)が発表した2007年CPIランキングでは、世界180カ国のうち中国はインド、ブラジルと並んで 第72位であり、ロシアは第143位だった(日本は第17位)。同じNPOが毎年発表している「贈賄指数」(BPI=Bribe PayersIndex)の2006年ランキングでは世界30カ国のうち中国は第29位で最下位のインド、第28位のロシアの間に位置づけられた(日本は 第11位)。
5.中国の炭鉱事故による死亡者数はその世界総数の80%を占める:
中国の石炭産出量は世界の3分の1を占めているが、炭鉱事故による死亡者数は世界総数の80%を占めている。
6.「環境持続可能性指数」(ESI= Environmental Sustainability Index)の2005年国別ランキングで末尾に位置づけされている:
世界の144の国と地域の中で、中国は第133位にランクされている。
<筆者註>中国は2006年の同ランキングでは133カ国中で第94位と大きくその順位を上げた。もっとも中国の環境はますます悪化しているようにしか思えないので、筆者にはその理由が理解できないが。
7.中国は既に地球上で大気汚染が最も深刻な国家となっている:
WHOが発表した地球上で大気汚染が最も深刻な10都市の中 に、中国は北京をはじめとする7都市が含まれ、山西省の太原市は世界第1位に位置づけられた。2006年の二酸化硫黄の排出量は2100万トンに達し、煤 塵の排出量は世界第2位であり、二酸化炭素の排出量は既に世界第1位である。環境統計を取っている300都市の7割以上が大気環境標準のレベル3にあり、 人類の居住には適していない。
8.中国は自殺者数で世界第1位である:
中国の人口は13億人を超え、世界の人口の5分の1を占めるが、自殺者数は世界人口の35%を占める。毎年自殺者が35万人以上、自殺未遂者が200万人以上で世界第1位である。
9.中国は行政コストが世界最高の国家である:
行政の審査認可制度が高コストの主要原因の1つである。煩雑な審査許可手続きが政府機構を膨れ上がらせて人員を増大させ、政府の行政効率を低下させるだけでなく、行政経費の支出を膨大なものとして行政効率の低下をもたらしている。
10.中国は世界で死刑の罪名が最も多い国家である:
中国は今なお死刑を存続しており、刑法細則中の7つの条文に28 もの死刑となる罪名が規定されている。これとは別に刑法の“決定事項”と“補充規定”には29の条項に40もの死刑となる罪名が規定されている。これらを 合計すると42の条文中に69の死刑となる罪名が規定されている。
11.中国は「文盲」あるいは「半文盲」の人数が世界最多の国家である:
中国は膨大な余剰労働力を有するが、この大きな人口が長期間にわたって中国社会を悩まし、重い負担となっている。これと同時に世界で文盲・半文盲の数が最も多い国家であり、15歳以上の人口のうち、1.8億人が文盲・半文盲で総人口の15.88%を占める。
医療、教育、失業保障など貨幣でない要素を算入すると、中国の都 市と農村の収入格差は世界一である。例えば、都市住民は公費による医療を受けることができるし、小中学校は国家から大量な財政支援を受けることができる が、農村住民にこのような待遇はない。このほか、都市住民は年金保障、失業保険、生活保護を享受しているが、これらは農村住民にとって望むべくもない。こ れらの要素を加えて計算すると、都市と農村の収入格差は4?5倍、ひいては6倍以上にも達する。
4.中国の「腐敗認識指数」(CPI=Corruption Perceptions Index)は世界第71位:
<筆者註>2007年9月26日にNPO(非営利組織)「トランス ペアレンシー・インターナショナル」(本部:ベルリン)が発表した2007年CPIランキングでは、世界180カ国のうち中国はインド、ブラジルと並んで 第72位であり、ロシアは第143位だった(日本は第17位)。同じNPOが毎年発表している「贈賄指数」(BPI=Bribe PayersIndex)の2006年ランキングでは世界30カ国のうち中国は第29位で最下位のインド、第28位のロシアの間に位置づけられた(日本は 第11位)。
5.中国の炭鉱事故による死亡者数はその世界総数の80%を占める:
中国の石炭産出量は世界の3分の1を占めているが、炭鉱事故による死亡者数は世界総数の80%を占めている。
6.「環境持続可能性指数」(ESI= Environmental Sustainability Index)の2005年国別ランキングで末尾に位置づけされている:
世界の144の国と地域の中で、中国は第133位にランクされている。
<筆者註>中国は2006年の同ランキングでは133カ国中で第94位と大きくその順位を上げた。もっとも中国の環境はますます悪化しているようにしか思えないので、筆者にはその理由が理解できないが。
7.中国は既に地球上で大気汚染が最も深刻な国家となっている:
WHOが発表した地球上で大気汚染が最も深刻な10都市の中 に、中国は北京をはじめとする7都市が含まれ、山西省の太原市は世界第1位に位置づけられた。2006年の二酸化硫黄の排出量は2100万トンに達し、煤 塵の排出量は世界第2位であり、二酸化炭素の排出量は既に世界第1位である。環境統計を取っている300都市の7割以上が大気環境標準のレベル3にあり、 人類の居住には適していない。
8.中国は自殺者数で世界第1位である:
中国の人口は13億人を超え、世界の人口の5分の1を占めるが、自殺者数は世界人口の35%を占める。毎年自殺者が35万人以上、自殺未遂者が200万人以上で世界第1位である。
9.中国は行政コストが世界最高の国家である:
行政の審査認可制度が高コストの主要原因の1つである。煩雑な審査許可手続きが政府機構を膨れ上がらせて人員を増大させ、政府の行政効率を低下させるだけでなく、行政経費の支出を膨大なものとして行政効率の低下をもたらしている。
10.中国は世界で死刑の罪名が最も多い国家である:
中国は今なお死刑を存続しており、刑法細則中の7つの条文に28 もの死刑となる罪名が規定されている。これとは別に刑法の“決定事項”と“補充規定”には29の条項に40もの死刑となる罪名が規定されている。これらを 合計すると42の条文中に69の死刑となる罪名が規定されている。
11.中国は「文盲」あるいは「半文盲」の人数が世界最多の国家である:
中国は膨大な余剰労働力を有するが、この大きな人口が長期間にわたって中国社会を悩まし、重い負担となっている。これと同時に世界で文盲・半文盲の数が最も多い国家であり、15歳以上の人口のうち、1.8億人が文盲・半文盲で総人口の15.88%を占める。

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